診療報酬精度調査

診療報酬精度調査返戻や診療報酬の算定漏れは、医事スタッフの知識や技術の問題だけで生じているわけではありません。
帳票類やカルテ記載の方法、医療スタッフと医事スタッフとのコミュニケーション等、診療報酬算定への一連の仕組みが構築され、それが適切に機能していることが大切です。

診療報酬請求精度調査の目的は、診療報酬算定が適切になされているかを診療報酬上のみで判断するのでなく、返戻または診療報酬漏れが生じている原因を、

  • 医事スタッフに関わる問題
  • 医療スタッフに関わる問題
  • 組織上の問題

に分けて明らかにしていくことにあります。
診療報酬の算定業務を適切におこなうことで、大きな増収が見込める場合があります。

精度調査の流れ

1.業務設計

実地調査の前に、担当管理者にお会いして、調査範囲を設定します。調査対象とする診療科目や外来患者および入院患者の診療報酬枚数、組織構成や診療報酬請求手順等、診療報酬算定に拘わる各組織の役割や手順等をお聞かせいただき、調査の業務設計をします。

2.実地調査

当社から、各診療科目に応じた専門の担当者を派遣して、実地調査をします。
診療報酬上のチェックならびにカルテ調査、担当者からの処理手順のヒアリング等、診療報酬請求の精度を調査します。

3.実地調査結果の集計

当社にて、実地調査で得られたデータを集計し、課題を抽出します。

4.途中経過報告と担当者へのヒアリング

実地調査の集計結果をご報告します。また、抽出された課題について、再度各担当者から業務処理方法等、ヒアリング調査をします。

5.報告書としてのまとめ

調査結果を報告書としてまとめあげます。 各診療科目別に診療報酬請求状況をまとめるとともに、適正な請求処理がなされた場合に得られるであろう診療報酬を算出します。 また、

  • 医事スタッフの課題
  • 医療スタッフの課題
  • 組織上の問題点

をあげ、改善策をまとめます。

6.報告会の実施

院長先生のみならず、担当部門の管理者にもご参加いただき、報告会をおこないます。
また、必要があれば、医師会議に参加させていただき、ご報告いたします。

7.研修会の実施(別途有料)

医事スタッフ、看護師等医療スタッフへ調査結果をご報告するとともに、改善すべき点を中心に診療報酬算定に拘わる研修会をおこないます。
現場スタッフに改善方法を研修することで、即日に増収効果をあげることが期待できます。

調査期間と概算費用

調査期間
およそ3ヶ月間
概算費用
調査対象診療科目数や診療報酬枚数によりますので別途見積いたします。
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