妊婦に性的暴行の婦人科医 逮捕

診察した妊婦に乱暴したとして、警視庁捜査1課は23日までに、強制性交容疑で、婦人科クリニック「矢追医院」(東京都足立区)院長の医師矢追正幸容疑者(55)=同区江北=を逮捕した。「好みの女性だった」と容疑を認めているという。複数の被害相談が寄せられており、同課が調べている。

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 逮捕容疑は昨年11月21日午後2時45分ごろから約40分間にわたり、同医院の個室で、受診した30代妊婦の胸や下半身を触るなど乱暴した疑い。
 同課によると、この妊婦は事件当日は4回目の受診だった。診察中に診察室奥の個室に連れ込まれ、被害に遭ったという。直後、近くの交番に駆け込み、事件が発覚した。