感染の有無を30分で判定、「唾液」使った抗原検査実施へ

厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染の有無を30分程度で判定できるようにするため、「唾液」を使った抗原検査の実施を認め、使用する試薬を今週中にも承認する方向で調整に入った。承認後、保険適用されれば、迅速で、医療スタッフにとって安全な検査が実施できるようになると期待される。

 抗原は、ウイルス特有のたんぱく質。抗原検査ではこれまで鼻の奥の粘液を使っていたが、医療スタッフが綿棒で採取する際、患者のくしゃみを浴びて感染する恐れがあった。

 検査試薬を手がける富士レビオ(東京)は5日、専用の機器を使い、抗原の量を測る試薬を開発して同省に申請。唾液の利用についても実用化のめどをつけた。

 同省は2日、新型コロナウイルスのPCR検査で、唾液の利用を認めている。