介護施設の80歳女性が眼球破裂 職員を傷害容疑で逮捕

介護施設に入所する女性(80)を殴って重傷を負わせたとして、大阪府警は8日、施設職員で介護福祉士の荒木真優子容疑者(43)=門真市脇田町=を傷害の疑いで逮捕し、発表した。「おむつ交換の際に抵抗され、かっとなって拳を出したら左目に当たった」と供述しているという。

 門真署によると、女性は門真市北岸和田1丁目の介護老人保健施設「門真老健ひかり」の入所者。荒木容疑者は昨年12月26日午後11時ごろ、女性の顔を殴り、左眼球破裂の重傷を負わせた疑いがある。

 当直の看護師が同27日未明に119番通報。同28日には女性の家族が署に「施設で虐待を受けた」と被害を申告し、発覚した。施設には約90人が入所しているという。