麻酔中にわいせつ容疑 市民病院の元医師逮捕 広島県警

手術中に全身麻酔で抵抗できない患者にわいせつな行為をしたとして、広島県警福山東署は28日、準強制わいせつ容疑で福山市民病院の元整形外科長の医師大野晋太郎容疑者(37)=札幌市中央区=を逮捕した。  容疑を認めているという。  逮捕容疑は1月下旬、同病院で30代女性の手術中、全身麻酔下にある女性の下半身を数回触るなどした疑い。  同署などによると、大野容疑者は手術で助手を務めていた。スタッフが同容疑者の不審な行動に気付き、上司に相談。病院が内部調査し、2月上旬に刑事告発した。同容疑者は3月末に退職した。  喜岡幸央院長の話 誠に申し訳ない。被害に遭われた患者や家族、市民に深くおわびする。