Category Archives: 医療ニュース

患者の顔に性器をあてがった疑い歯科医師-逮捕-

歯科治療中の女性の顔に自分の性器をあてがったとして、警視庁は17日、歯科医師の男(75)=東京都墨田区=を準強制わいせつ容疑で逮捕し、発表した。「女性に好意を抱き、感情を抑えきれなかった」と容疑を認めているという。  向島署によると、男の逮捕容疑は16日午後3時20分ごろ、院長を務める墨田区内の歯科医院で、いすに座って治療を受けていた50代女性の左ほおに性器をあてがったというもの。  女性は治療中にタオルで目を覆われた後、左ほおに何かが当たるのを感じてタオルを取ったところ、性器が当てられていることに気付いたという。帰宅後に110番通報していた。

救急患者「搬送が困難な事例」4週連続で過去最多を更新

今月15日までの1週間に、救急患者の受け入れ先がすぐに決まらない「搬送が困難な事例」は、8161件と前の週から603件増えて、4週連続で過去最多を更新したことが総務省消防庁のまとめでわかりました。

総務省消防庁は、患者の搬送先が決まるまでに病院への照会が4回以上あったケースなどを「搬送が困難な事例」として、県庁所在地の消防本部など全国の52の消防機関の報告をもとに毎週、取りまとめています。

今月15日までの1週間は8161件で、過去最多だった前の週(7558件)より603件増えて、4週連続で過去最多を更新しました。

これは、新型コロナウイルスの感染拡大前に当たる2019年度の同じ時期(1530件)の5.33倍となっています。

このうち、新型コロナウイルスの感染が疑われるケースは2340件で、全体の30%近く(28.6%)を占めています。

「搬送が困難な事例」を地域別にみると、
▽東京が3403件
▽大阪市が676件
▽横浜市が541件
▽名古屋市が316件
▽福岡市が271件
▽仙台市が132件
▽札幌市が187件などとなっています。

新型コロナウイルスの感染拡大前に当たる2019年度の同じ時期と比べると、
▽東京が5.43倍

▽大阪市が4.07倍
▽横浜市が7.62倍
▽名古屋市が24.31倍
▽福岡市が18.07倍
▽仙台市が3.38倍
▽札幌市が3.46倍などと、各地で感染拡大前に比べ「搬送が困難な事例」が増え続けています。

総務省消防庁は「搬送困難な事例が高い水準が続いていて、厳しい状況に危機感を持って推移を注視している。引き続き救急車の適時適切な利用に協力をお願いしたい」としています。

ワクチン接種偽装、医師再逮捕=セミナー客紹介の男も―警視庁

新型コロナウイルスワクチン接種偽装事件で、大阪市の女性にも接種を偽装したとして、警視庁捜査2課は15日、詐欺などの疑いで、東京都北区の「王子北口内科クリニック」院長船木威徳容疑者(51)を再逮捕し、職業不詳上田泰久容疑者(58)=兵庫県豊岡市出石町川原=を新たに逮捕した。いずれの認否も明らかにしていない。船木容疑者の逮捕は4回目。
同課によると、2人は上田容疑者が主催する投資セミナーを通じた知り合い。接種を受けたくないセミナー参加者を、船木容疑者に紹介していたとみて調べる。
2人の逮捕容疑は昨年10~12月、セミナー参加者の40代女性にワクチンを打ったと偽り、大阪市から接種委託料約4600円をだまし取るなどした疑い。
同課によると、上田容疑者はワクチンに否定的な考えを持っていたとみられ、セミナーで「殺人ワクチン」などと話していた。昨年8月下旬ごろ、「ワクチンを打ったことにしてくれる医者がいる」と女性に持ち掛けていたという。
船木容疑者は、これまでに札幌市の女性ら計10人分の接種を偽装したなどとして3回逮捕された。

コロナ「5類」今春引き下げ  インフルエンザ並みの扱いに

岸田文雄首相は20日、新型コロナウイルス感染症法上の位置付けについて、今春に現在の「2類相当」から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」へ引き下げることを検討するよう、加藤勝信厚生労働相ら関係閣僚に指示した。屋内でのマスク着用の在り方や、ワクチン接種などの公費負担が大幅に見直される。3年に及ぶコロナ禍からの社会経済活動の正常化に向けて、大きな転換点を迎えた。
政府関係者によると、引き下げの時期は、自治体の準備期間などを踏まえ、5月の大型連休前後を想定している。
首相は20日、首相官邸で記者団に対し、「平時の日本を取り戻していくために、さまざまな政策、措置の対応について段階的に移行し、具体的な検討、調整を進める」と強調。マスクの着用についても見直す考えを明らかにした。
厚労省は審議会の感染症部会を23日に開き、移行に向けた本格的な議論を始める。同日の部会では、位置付け変更に伴う論点整理を行う

厚労省 今後の感染症に備えワクチン接種の担い手確保の検討

新型コロナウイルスのワクチン接種で、地域によっては医師や看護師など接種の担い手が不足したことを教訓に、厚生労働省は今後の感染症に備え、担い手をどのように確保していくのかについて検討を始めました。

ワクチン接種の担い手は医師法では医師や看護師などに限られていますが、新型コロナウイルスでは接種対象者が多い地域では担い手が不足したため、厚生労働省は特例として歯科医師や救急救命士などが接種することを段階的に認めました。

これを教訓に厚生労働省は、今後新たな感染症が起きた場合、医師や看護師以外がワクチン接種を行うことの是非など担い手をどのように確保していくかについて検討を始めました。

23日夜に開かれた初めての検討会では、担い手の候補となる薬剤師や診療放射線技師など医療に関する9つの団体が人への注射や採血などを教育課程でどの程度学んでいるのかなどについて説明しました。

続いて専門家からは「今後の感染症に備えていざというときに人材を確保しておくことは必要だ」といった意見が出た一方、「新型コロナのワクチン接種では実際にどの程度担い手が不足していたかをしっかり調査したうえで検討するべきだ」といった意見が出ていました。検討会では、引き続き担い手の確保に必要な具体的な方法について議論を進める方針です。

これらの専門家の意見を元に、ワクチン接種を医師・看護師から医療従事者というくくりで、接種を行った際の法的問題が課題となる。救命士・診療放射線技師は注射の手技などカリキュラムに含まれておらず、医療従事者というだけで接種を可能にするのは如何かと思われる

乳がん検診 医師の立ち会いなしでも問診可能に 厚労省

自治体による乳がん検診の受診率が5割を下回る中、厚生労働省は医師不足に悩む地域でも検診が実施しやすくなるよう、問診を医師の立ち会いなしで行うことを認める方針です。

乳がんは女性に最も多いがんで、年間に1万4800人余りが死亡し、女性のおよそ9人に1人が一生のうちにり患するとされています。

早期発見が重要なため、国は40歳以上の女性に2年に1回検診を行うよう市町村に求めていますが、厚生労働省によりますと、おととしの受診率は47%にとどまっています。

検診では、マンモグラフィーと呼ばれるエックス線検査に加えて問診が行われますが、医師の立ち会いが義務づけられているため、医師不足で思うように実施できない地域があるということです。

このため厚生労働省は、医師の立ち会いがなくても看護師などの医療従事者が問診を行うことを認める方針を決めました。

厚生労働省は、すでにエックス線撮影についても医師の立ち会いなしで行うことを認める方針を決めていて、今後、専門家を交えて指針の見直しに向けた議論を進めることにしています。

妊婦に性的暴行の婦人科医 逮捕

診察した妊婦に乱暴したとして、警視庁捜査1課は23日までに、強制性交容疑で、婦人科クリニック「矢追医院」(東京都足立区)院長の医師矢追正幸容疑者(55)=同区江北=を逮捕した。「好みの女性だった」と容疑を認めているという。複数の被害相談が寄せられており、同課が調べている。

がん疑い見落とし患者死亡 ミス認め、遺族に謝罪―岩手県立二戸病院

 逮捕容疑は昨年11月21日午後2時45分ごろから約40分間にわたり、同医院の個室で、受診した30代妊婦の胸や下半身を触るなど乱暴した疑い。
 同課によると、この妊婦は事件当日は4回目の受診だった。診察中に診察室奥の個室に連れ込まれ、被害に遭ったという。直後、近くの交番に駆け込み、事件が発覚した。

もしPCR検査で陽性となったら

濃厚接触・市中感染・体調不良によりPCR検査をうけ陽性となった場合、どうすればよいのでしょうか?

要請となった場合、管轄の保健所に連絡をして、状態により「自宅療養・ホテル療養・入院」となります。現在無症状・軽傷の場合は、出来る限り自宅療養を勧められますが、同居者への感染を防ぐために、ホテル療養を選ぶ方が多いです。

医療機関で陽性と診断されてからは、公共交通機関の使用を控え、自宅・ホテルまで行く形となりますが、東京都の場合、民間救急搬送業者を手配してくれます。現状では、すぐにホテルに行けず、自宅で待機する場合もあり、感染拡大防止に努めなければなりません。

コロナウイルスは持病によっては急性増悪する場合もあり、一人暮らしの場合は、心配だと思います。 東京都の場合は、看護師が定期的に連絡をとり、状態確認を行っており、安心できる部分はありますが、やはり一人は不安って人もいるかと思います。SNSなどではお互いの状態を交換し合い、安否を確認する人もいるくらいです。

陽性となっても、重症化しない限りは、東京の場合余力があり、体制は万全ですが、今後1日1500人とかの感染者増加をすれば崩壊するといわれています。

 まずは感染しないさせないために、この正月は気を引き締め自宅で過ごしてください

年末年始 PCR検査可能医療機関

東京都府中市府中町2-22-9

医療法人社団成仁会 さくら通りクリニック

電話 042-319-1742

自宅療養・ホテル療養・入院などをサポート。救急車(民間)での搬送も可能。

検査結果は即日。検査後陽性の場合は、行政機関と調整を行い、療養施設までの搬送も行えます。

新型コロナ 重症や中等症患者受け入れ 診療報酬さらに引き上げ

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、厚生労働省は、重症や中等症の患者を受け入れた医療機関に支払われる診療報酬を、先月に続いて、さらに特例的に引き上げ、通常の3倍とすることを決めました。

新型コロナウイルスの重症患者や中等症の患者の治療に対する診療報酬は、先月、その一部が特例的に引き上げられました。

しかし、厚生労働省は、治療に多くの人手が必要になっていることなどから25日、中医協=中央社会保険医療協議会に、さらに引き上げる案を示し了承されました。

具体的には、ICU=集中治療室に入院して「ECMO(エクモ)」と呼ばれる人工心肺装置などをつけた重症患者などの治療に対する報酬を、通常の3倍にするとしています。

また、酸素吸入が必要な中等症以上の入院患者の治療に当たった場合などの加算も3倍にするとしています。

いずれも、患者の自己負担はかからず、感染が終息するまでの特例的な措置として、26日から適用されるということです。